KITTE/「ラーメン激戦区 東京・丸の内」開業「松戸富田麺絆」など5店集積
2019年03月04日 17:20 / 店舗
JR東日本グループの鉄道会館は3月5日、東京駅前の商業施設「KITTE丸の内」地下1階で運営する「キッテグランシェ」内に、人気ラーメン店5店を集積した新グルメゾーン「ラーメン激戦区 東京・丸の内」をオープンする。
千葉県松戸市の「中華蕎麦 とみ田」が都内初出店の直営店として営業する「松戸富田麺絆」、人気ラーメン店「らーめんせたが屋」「ひるがお」を手がける「せたが屋」の「中華そば 福味」が出店。
東京発の味噌ラーメン専門店「東京スタイルみそらーめん ど・みそ」、東京・湯島に本店を構える担担麺専門店「四川担担麺 阿吽(あうん)」、福岡市大名エリア発の「博多屋台ラーメン 一幸舎」の合計5店を集積した。
目標年商は8億円で、「東京のラーメンシーンを盛り上げる、新たな名所の創出」がコンセプト。
店舗ごとに個性のある味を提供してい店舗で、行列ができるラーメン人気ランキング上位店舗やメディアで何度の取り上げる店舗など約30店を、鉄道会館の数名のリーシング担当者が直接回り、店舗を決定したという。
ラーメン好きのお客だけでなく、東京駅を訪れるお客が電車を乗り換えることなく、人気店の味、なかなか行けない名店の味を楽しむことができる場を目指す。
キッテグランシェは2013年3月に開業した商業エリアで、開業当初は駅利用者や観光客向けのお土産物を中心とした物販店舗を中心に展開していた。
一方で、キッテグランシェは東京駅から丸の内のオフィス街へ雨に濡れずに移動できる、通勤動線としての一面もあり、利用客の比率では観光客よりも近隣のオフィスワーカーの方が高いという課題があった。
今回のリニューアルでは、近隣オフィスワーカーの日常利用のほか、出張客や外国人を含む観光客の利用を見込んでいる。
オフィスワーカーが日常的に利用できる価格帯である1000円以下を目安にメニューを展開。各店舗のレギュラーメニューを一堂に味わえるほか、一部の店舗ではKITTE限定メニューも提供する。
東京・丸の内地区は、近年、オフィスビルの低層階を中心に商業集積を展開する施設が増加しており、エリアとしての土日の集客力が向上している。
これまでは、オフィス街という特性上、平日のみの集客で土日は閉店する店舗も多かったが、現在は土日の集客も堅調に推移しているという。
キッテグランシェでは、平日と土日の集客比率で、わずかに土日の集客が平日を上回っている。
東京駅には八重洲口側の商業施設「八重洲地下街」に面して、JR東海グループの東京ステーション開発が運営する「東京ラーメンストリート」(全8店)があり、訪日外国人観光客を含めて、大きな賑わいを見せている。
ラーメン愛好家は、1日に複数の店舗を食べ歩く人も多いことから、八重洲口の反対側となる丸の内口側に立地するキッテグランシェ内に「ラーメン激戦区」を開業することで、東京駅に周辺にあらたな賑わいを創出したいという。
■キッテグランシェ概要
所在地:東京都千代田区丸の内2-7-2
JPタワー地下1階
業種:飲食店、グロサリー、ドラッグストア
開業日:2013年3月21日
営業時間:レストラン11時~23時(日祝22時)
グロサリーゾーン10時~21時(日祝20時)
成城石井8時~23時(土日祝10時~22時)
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