トリドール/立呑み「晩杯屋」ラー麺「ずんどう屋」完全子会社化
2020年02月28日 12:20 / 経営
トリドールホールディングスは2月25日、同社を株式交換完全親会社、連結子会社であるアクティブソースを株式交換完全子会社とする株式交換を行うと発表した。
効力発生日は4月1日となる。アクティブソースは、2017年8月10日に株式をトリドールHDが80.30%取得した以降も出店を継続し、現状は、立呑み「晩杯屋」を首都圏で50店舗弱運営している。
アクティブソースの2019年3月期の売上収は12億5500万円、営業損失6000万円、経常損失6600万円、親会社株主に帰属する当期純損失1億2600万円だった。
グループ化以降、グループのリソースを活用して食材調達コストの削減や業務の効率化、従業員採用チャネルの多様化の施策を進めてきた。その結果、足元においては単月黒字が続いており、同社の経営基盤強化についても一定の目処が立ってきたが、今後の拡大とグループ経営の機動性と柔軟性を高め、より効率的な連結経営体制を構築するため、株式交換により、アクティブソースを完全子会社化する。
また、同日、トリドールHDを株式交換完全親会社、連結子会社ZUNDを株式交換完全子会社とする株式交換を行うことも発表した。
ZUNDは、2017年12月27日に同社株式をトリドールHDが80.00%取得した以降も出店を継続し、ラー麺「ずんどう屋」を近畿地方中心に50店舗弱運営している。
ZUNDの2019年3月期売上収益47億7300万円、営業利益2600万円、経常利益2000万円、親会社株主に帰属する当期純利益1500万円だった。
グループ入り後、グループのリソースを活用して食材調達コストの削減や業務の効率化などを進めた。その結果、業績は堅調に推移している。今後、グループ経営の機動性と柔軟性を高め、より効率的な連結経営体制を構築することを目的として、株式交換により、ZUNDを完全子会社化するもの。
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