東急不動産、ヨーカドーなど/「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」
2020年06月26日 15:40 / 店舗
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東急不動産は6月25日、北海道札幌市中央区において、竹中工務店、イトーヨーカ堂、アインファーマシーズ、キタデンと共同で、「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」に着手すると発表した。
同計画地は、すすきののランドマークとして長年営業し、2020年5月17日に営業を終了した「ススキノラフィラ」の所在地。繁華街・すすきのの中心部である「すすきの交差点」に面しており、観光地、商業施設が多く立ち並ぶ大通りエリアからも近いことから、昼夜問わず、国内外の観光客を含む多くの人々で賑わっている。
そのポテンシャルと、札幌市営地下鉄すすきの駅直結という利便性を活かし、開発計画では、ホテル、シネマコンプレックス、商業店舗などからなる複合施設を建設する予定だ。
札幌でのホテル運営実績がある東急ホテルズがホテル部分に、シネマコンプレックス部分には、直営劇場としては道内初出店となるTOHOシネマズが入居する。
既存建物は6月25日より解体工事を開始した。
同社及び東急不動産ホールディングスグループは、札幌市内で住宅やホテルの開発・運営を、ニセコ地区においてはスキー場をはじめとするリゾート施設の開発・運営を行っている。
近年では、松前町で北海道初の蓄電池併設型風力発電所、釧路町で道内最大級の太陽光発電所を開発するなど、再生可能エネルギー事業にも力を入れている。
こうした道内での実績と、東京都心の渋谷駅前再開発をはじめとする複合施設開発で培ったノウハウを生かし、多様な賑わいを生み出し、札幌及びすすきのの発展に貢献していく。
■計画地概要
所在地:北海道札幌市中央区南4条西4-4-1外(地番)
敷地面積:5157.16m2
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