ユニクロ/ロンドンに同社初のリペア・リメーク専用スペース登場
2022年09月09日 13:30 / 海外
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ユニクロは9月8日、服の新たな未来を追求する専用スペース「RE.UNIQLO STUDIO(リ・ユニクロ スタジオ)」を英国ロンドンのリージェントストリート店にオープンした。
愛着のある服を大切に着続けるためのリペア、新たなアイテムへとリメークするサービスを提供することで、服の持つあらゆる可能性を引き出し、顧客にユニクロのLifeWearをより自由に、そしてより長く楽しんでもらうことを目指す。
同社は2006年から全商品リサイクル活動として、店頭にリサイクルボックスを設置。2020年には、特にダウンウエアの商品から商品へのリサイクルの取り組みをスタートした。
今回、同社初の試みとして、リペア・リメーク専用スペースを開設した。
リペアは、2022年4月にオープンしたユニクロリージェントストリート店地下1階のリペアサービススペースを拡張し、RE.UNIQLO STUDIOの一部としてリニューアル。同社によると、従来のリペアサービスでも、一部刺し子のリメークのサービスも実施しており、好評だったことから、同店でのスペース拡張につながったという。
修繕が必要なユニクロのアイテムを持ち込むと、ボトムスの裾上げ、ボタン付け、穴あきの補修などに、トレーニングを受けたスタッフが対応する。価格は3ポンドから。
リメークは、ユニクロが従来、一部のボトムス商品について無料で行っていたお直しサービスを拡充。より幅広い商品を対象にお直しやサイズ直しに対応するもの。
ロンドンを拠点とする Studio Masachuka(スタジオ・マサチュカ)の協力のもと、日本の伝統的な刺しゅうである刺し子の技法などを用いたお直しやカスタマイズで、ユニクロの服に新たな命を吹き込むワンランク上のサービスを提供する。価格は10ポンドから。刺し子を自宅で楽しむためのハサミや糸、針などのアイテムも販売する。
また、手持ちのユニクロ商品を対象としたリメークサービスに加え、ユニクロのアイテムを刺し子などでカスタマイズした一点物の商品も展示・販売する。価格は20ポンドから。
さらに、RE.UNIQLO STUDIOでは、自宅での服の修繕や手入れのためのケア用品、書籍を販売し、ワードローブを長持ちさせるためのサポートを行う。
不要になった服を回収するリサイクルボックスを設置。難民キャンプや被災地への緊急災害支援など、世界中の服を必要としている人たちに届ける。
リサイクルボックスで回収した衣類のうち、リユースに適さないものは 燃料や防音材として加工しリサイクルする。
ユニクロ リージェントストリート店は、歴史あるテーラーが軒を連ねるメイフェア地区にもほど近く、19世紀に建てられた指定建造物の地下1階地上2階を占め、建造当時の美しい意匠を残している。
1920年代に理髪店だった地下1階のスペースは、当時のアールデコ様式の内装を生かしたまま、RE.UNIQLO STUDIOの専用スペースに生まれ変わった。
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