東急百貨店/23年1月31日に本店閉店、来春ヒカリエを改装
2022年12月16日 14:40 / 店舗
東急百貨店は12月16日、本店の営業終了(2023年1月31日)にあたり、「アップグレード」をテーマとした「渋谷ヒカリエ ShinQs」の改装、渋谷エリアでの食サービス拡充のため「menu」との提携などに取り組むと発表した。
「渋谷ヒカリエShinQs」(渋谷ヒカリエ地下3階~5階)は、自らの価値観で自分らしさを重視し、高い自己編集力を持つ「セルフエディター」をターゲットとし、すべてを雑貨ととらえるZAKKA視点の品ぞろえのコンセプトで2012年にオープンした。今回、渋谷におけるリアル店舗の価値向上を目指し、「渋谷ヒカリエ ShinQs」における取り扱いカテゴリー・価格帯の拡大と、強みとしている渋谷エリアでのビューティー(化粧品)の拡充を行う。
「渋谷ヒカリエShinQs」では、時計・宝飾やラグジュアリーコスメの一部を導入。既存ショップにおいても一部リニューアルを実施し、「パーソナルギフト」「自分へのご褒美」として従来よりニーズの高いギフトMDを全館で強化する。
また、外商顧客専用の「東急百貨店 お得意様サロン」を新設する。
買い物の合間の休憩場所として利用できるだけでなく、担当営業員による買い物サポート、外商顧客向けのイベントやサービスを通じて要望にきめ細かく応えていくという。
さらに、コスメについて、同社は渋谷駅周辺において、化粧品ブランドを集積したビューティーのフロアを「渋谷スクランブルスクエア」の6階(+Q(プラスク)ビューティー、42ブランド)と、「渋谷ヒカリエShinQs」に(地下1階28ブランド・1階13ブランド・2階4ブランド)構えている。
今年9月には「+Q(プラスク)グッズ」(渋谷スクランブルスクエア5階、ファッション雑貨フロア)に、コスメゾーンを拡大し、若年層に支持される韓国コスメ、フレグランス、ビューティーツールなど美にまつわる3ショップを導入した。2023年春に向け、渋谷駅周辺のビューティーエリアにおいて、4ブランドを新規採用し、一層の充実を図る。
食の面では、渋谷 東急フードショー(渋谷マークシティ1階・地下1階・しぶちか内)、東横のれん街(渋谷ヒカリエ ShinQs地下2階・3階)、東急フードショーエッジ(渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン1階、地下2階)でのサービスを拡充する。
昨年9月からスタートさせた「テークアウト&デリバリー by 東急フードショー」アプリに加え、2023年春よりデリバリーサービス「menu」と新たに提携し、渋谷東急フードショーより導入する予定だ。
これにより配達圏の拡大、ブラウザーでの注文対応などのさらに充実したサービスを提供する。注文した商品は渋谷東急フードショーのスタッフがショップからピックアップし、まとめて「menu」の配達員が配送する。
日常的に利用する肉、魚、野菜などの生鮮品、グローサリーと一緒にデパ地下ならではの即食メニュー(総菜、スイーツ)を注文でき、顧客利便性を高める。
■東急百貨店本店
https://www.tokyu-dept.co.jp/honten/
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