ミニストップ/3~11月5期ぶり全段階利益で黒字
2024年01月12日 14:00 / 決算
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ミニストップが1月11日に発表した2024年2月期第3四半期決算によると、営業総収入604億8600万円(前年同期比3.9%減)、営業利益8600万円(前期は1億6200万円の損失)、経常利益5億8500万円(29.0%増)、親会社に帰属する当期利益3億1300万円(97.9%減)となった。
売り上げ面は、魅力ある商品・サービスの提供と顧客ニーズに対応した売場づくりの両方を磨き上げるNewコンボストアモデル確立と新事業の成長を推し進め、既存店日販、売り上げ総利益率が伸びた。
利益面は、5期ぶりの全段階利益黒字となっている。
国内事業の全店売上高1.8%減。既存店売上高1.0%増、客数1.0%減、客単価2.0%増。
コンビニ商品の既存店日販1.3%減、店内加工ファストフード商品15.8%増。
また、Newコンボストアモデルの成功カセットを水平展開し、顧客第一のマインドセットを醸成する「心装」の浸透を柱とした既存店活性化を169店舗で進めた。7店舗を出店、59店舗を閉店し2023年11月末店舗数は1855店舗。
ECはオリジナルサイトを刷新するなど、販売体制を充実させたことにより、売上高が増加している。
オフィスなどの施設内に設置する無人コンビニ「MINISTOP POCKET(ミニストップ・ポケット)」の拠点数は、2023年11月末で1108拠点と拡大している。
ベトナム事業は、ホーチミン市郊外での新たなドミナント出店と既存店改装店舗の拡大を進めた。
店舗後方支援体制の拡充を推し進め、チェーン全店売上高は前年同期比20.3%増。新フォーマットの新規出店を26店舗、既存店改装を9店舗にて実施し2023年9月末で161店舗を運営している。
通期は、営業総収入830億円(2.1%増)、営業利益9億円、経常利益11億円、親会社に帰属する当期利益9300万円を見込んでいる。
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