トリドールHD/ハワイのチキン専門店の国内展開独占権を取得
2017年04月24日 13:30 / 店舗
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トリドールホールディングスは4月24日、ハワイ・ノースショア発のチキンブランド「RAY’S KIAWE BROILED CHICKEN(レイズ・キアベ・ブロイルドチキン)」を、日本国内で店舗展開する独占権を取得したと発表した。
レイズ・キアベ・ブロイルドチキンは、ハワイ州ノースショア・ハレイワで20年以上愛され続けている炭火焼チキンの専門店。
「RAY‘S」はハワイでも美しい海が人気でサーファーの聖地とも呼ばれるノースショアで営業をしていることもあり、日本進出第1号店は7月1日から8月末まで、期間限定で神奈川県鎌倉市由比ガ浜のビーチハウスにオープンする予定だ。
フリフリチキン(HULIHULI CHICKEN)は、チキン一羽を回転(フリフリはハワイ語で回すという意味)させながら炭火で焼き上げるハワイアンBBQチキンで看板料理となっている。
回転させることで肉汁が全体に染みわたったチキンは、皮はパリパリ、肉はふっくらジューシーに焼き上がるという。
現地の販売価格は、ホールチキン(1羽)10.75ドル、ハーフチキン6ドル、プレートランチ(ハーフチキン、ライス、コールスロー、スペシャルソース)9ドル。日本での販売価格は、未定だ。
丸ごと一羽のチキンを炭火でクルクルと回しながら焼き上げる姿は視覚的なインパクトもあり、週末限定、テイクアウトのみの販売にも関らず、お昼のピーク時には地元住民や「RAY‘S」を目的にやってくる観光客で行列ができ、月間で5000羽以上を売り上げるハワイを代表する大人気グルメという。
店舗は、トリドールグループが国内で展開するハワイアンカフェ「コナズ珈琲」事業の一部として運営し、正式名称は「RAY‘S ORIGINAL BROILED CHICKEN(レイズ・オリジナル・ブロイルドチキン)」となる。
今回の「RAY‘S」事業は、グループが事業展開する国や地域を拡大する過程で、世界中どこでも通用する普遍性のある食について考え続けた結果、人種や宗教を超えて愛される鶏肉に大きな可能性を感じたことが契機となっている。
世界のさまざまな国や地域で人気を集める鶏肉料理に触れるなか、ハワイに丸亀製麺を初出店する際の視察で出会った「RAY‘S」に着目した。
その後、6年に渡りオーナーであるレイ・タントグさんと交渉を重ね、今回の独占権を取得した。
日本初となる今回の店舗では、「RAY‘S」がハワイ・ノースショアで作り上げた本格的な味を守りながら、店舗作りやお客への見せ方などの部分を日本のお客にも楽しんでもらえるようアレンジして運営するという。
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