流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





4月の訪日外客数/単月で初めて250万人突破、23.9%増の257万人

2017年05月22日 13:30 / 海外

日本政府観光局は5月19日、2017年4月の訪日外客数を発表した。

前年同月比23.9%増の257万9000人で、昨年4月を49万人以上上回り、単月として過去最高となった。

これまでの最高は2016年7月の229万6000人だった。

航空座席供給量の増加などを受けた韓国市場の伸びが訪日旅行者数全体をけん引した。

昨年3月末から今年は4月となったイースター休暇の他、清明節やソンクラン(タイ正月)、学校休暇など各市場の休暇や祝日が訪日需要の増加に貢献した。

桜をはじめ日本の春の魅力が浸透してきていることも、訪日意欲の喚起につながった。

継続的な訪日旅行プロモーションの効果や、航空路線の拡大、クルーズ船寄港数の増加も、引き続き訪日旅行者数の増加を後押しした。

<訪日外客数のシェアの比較>
訪日外客数のシェアの比較

市場別では、13市場(台湾、香港、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、ロシア)が単月として過去最高を記録。

他7市場(韓国、中国、シンガポール、マレーシア、豪州、イタリア、スペイン)が4月として過去最高となった。

関連記事

海外 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧