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ハロハロ/フィリピンに日本をテーマにした商業施設

2017年06月23日 14:05 / 海外

フィリピンでECサイトなどを展開するHallohallo(ハロハロ)は6月23日、三菱商事とアヤラランド(フィリピン最大財閥アヤラ・グループ)が設立するJV会社と協業し、フィリピンに、日本をコンセプトにした複合商業エリアを開発すると発表した。

JV会社は主に店舗スペースの提供を担い、ハロハロはチームラボと協力して商業エリアのテーマ・コンセプト・デザイン・プランを提案する。

施設総面積は約2500m2、年間来客数は85万人、年間売上高は11億円5000万円、総事業費は9億円を計画する。

フィリピン・メトロマニラにおけるビジネスと商業の中心地であるマカティ市に所在する「グロリエッタ」(アヤラランドが運営する商業施設)の屋上に、日本コンセプトのレストランとショップ(総面積が約2,500m2)を年内にも開業するもの。

両ショップで年間来客85万人を見込んでいる。

<レストランイメージ>
レストランイメージ

ショー・食・ショッピングから、デジタルテクノロジーまで、新しい体験を提供するチームラボとのコラボによる「昼」と「夜」2つの顔を持つエンターテインメントコンプレックスを設置。

ショップでは、アニメイト、アットコスメ社らの協力の下、キャラクターグッズや、独創性・品質に秀でた海外未発売の日本の商品を厳選して販売する。

レストランは、チームラボが手がけるフロアで、夜中は光と音による音楽イベント施設になるほか、昼間は子ども向けのエンターテイメント施設にもなる。

施設内では、随時ショーやパフォーマンスが行われる予定で、フィリピン版AKB48、MNL48も週2回公演する。

本格的なドリンクや和食が楽しめるレストランを配置。子どもから大人まで、光と音のデジタルの世界を楽しんだ後、併設した店舗でショッピングも楽しむことができる。

近年、フィリピンでは和食やアニメなど日本発のコンテンツがブームになっている。

ハロハロは、日本側でテナント誘致の窓口的な役割を担うと共に、同社が展開する小売店と飲食店のフランチャイズチェーンの加盟店もテナントとして出店を検討する。

今後、ハロハロは、グロリエッタの商業エリア以外にも新たなテーマ・コンセプト・プラン提案を行う予定だ。

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