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5月の訪日外客数/21.2%増の229万5000人、累計は1000万人超え

2017年06月23日 14:10 / 海外

日本政府観光局(JNTO)は6月21日、5月の訪日外客数の推計値が、前年同月比21.2%増の229万5000人となったと発表した。

2016年5月の189万4000人を40万1000人以上上回り、5月として過去最高となった。5月までの累計は1141万1000人となり、これまでで最も早いペースで1000万人を超えた。

昨年4月に発生した熊本地震による需要減退の反動増や、航空座席供給量の増加を背景に、韓国では80%を超える好調な伸びを記録し、訪日外客数全体をけん引した。

香港の端午節や東南アジアの学校休暇をはじめ、旅行需要の高まる時期に向けて各市場で実施した訪日旅行プロモーションの効果も追い風となった。

市場別では、インドが単月として過去最高を記録。18市場(韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペイン)が5月として過去最高となった。

昨今の世界情勢や競合国との競争激化などを背景に、訪日旅行市場を取り巻く環境は日々変化している。今後も市場動向を綿密に分析しながら、訪日旅行プロモーションを進めていくという。

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