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三越伊勢丹×野村不動産/マニラで住宅・商業複合施設「食」強化

2018年11月26日 12:30 / 海外

野村不動産と三越伊勢丹ホールディングスは11月22日、フィリピン大手不動産会社Federal Land Incorporated(以下:フェデラルランド社)と共同で開発しているフィリピン・マニラでの大型複合開発プロジェクトにおいて、住宅棟「ザ・シーズンズレジデンス」の現地ショールームを開設、ローンチイベントを開催した。

<マニラでの大型複合開発プロジェクト>
マニラでの大型複合開発プロジェクト

同プロジェクトは、分譲タワー型コンドミニアム4棟と、下層階の商業施設を組み合わせた開発。

日系のデベロッパーと小売業の共同参画によるフィリピンで初の複合開発プロジェクトとなる。野村不動産と三越伊勢丹HDは両社の強みやノウハウを活かし、同プロジェクトのうち、分譲住宅部分においては「JAPAN CONCEPT」のもと、日本ならではの様々な設備仕様を導入予定。

<新複合商業施設「MITSUKOSHI」>
新複合商業施設「MITSUKOSHI」

また、地下1階~地上3階(約2万8000m2)は商業施設部分となる。

百貨店とは異なる新しい複合商業施設の名称を「MITSUKOSHI」とし、「食」をとおして広がる体験や上質で新しいライフスタイルを提案。

<食品フロア>
食品フロア

フィリピン初出店のブランドを含むショップや業態の誘致・展開を目指す。

プロジェクトが位置するボニファシオグローバルシティ地区は、マニラ首都圏における都心エリアという位置にある。

<マニラ首都圏における好立地にある施設>
マニラ首都圏における好立地にある施設

ニノイ・アキノ国際空港より約4キロ圏内というアクセス性の良さと、商業施設、ホテル、オフィス、日本人学校を含むインターナショナルスクール、病院などが集積する利便性の良さを併せ持つエリアとなっている。

■物件概要・スケジュール
所在地:8th Avenue,1630,Bonifacio Global City,Taguig City,Metro Manila
敷地面積:約1万5000m2
延床面積:住宅部分約12万m2(全4棟)、商業施設部分約2万8000m2
規模:4棟(地下3階~最高棟地上54階)
住宅部分:地上3階~最高棟54階
商業施設部分:地下1階~地上3階
住宅総戸数:約1400戸
スケジュール:2027年全体竣工予定
<周辺地図>
周辺地図

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