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天丼てんや/香港に進出、現地企業がFCで展開

2018年12月10日 15:00 / 海外

ロイヤルホールディングスの100%子会社であるテンコーポレーションは、デザート専門店「Honeymoon Dessert(満記甜品)」を展開する飲食企業Honeymoon Dessert Group HongKong(香港満記甜品集団)と「天丼てんや」のフランチャイズ契約を締結し、12月12日に「天丼てんや」香港1号店をオープンする。

<TENYA Maritime Square(天丼てんやマリタイムスクエア店)>
TENYA Maritime Square(天丼てんやマリタイムスクエア店)

香港への出店は、タイ(8店舗)、インドネシア(1店舗)、フィリピン(8店舗)、台湾(1店舗)に続く5カ国・地域で、「天丼てんや」の海外店舗としては19店目となる。

地下鉄青衣駅直結のモールマリタイムスクエア内で香港国際空港や人気テーマパークからのアクセスがよいモール内に出店する。

Honeymoon Dessert Group HongKong(香港満記甜品集団)が、てんや事業子会社TEN MOON Limitedを設立して展開する。

香港は外食頻度が高く、日系外食の認知度と受容性が高い、成熟された外食市場と認識しており、5年以内に10店の出店を目指す。

「ちょっと贅沢、少し豪華に」をコンセプトに天丼専門店として丼膳、定食、天ぷら御膳を販売する。

青森県産米「まっしぐら」や「陸奥湾産ベビーほたて」など、日本食材を積極的に導入する。

モーニングとアイドルタイムは、天ぷらと小麺のスモールポーションメニューを販売する。

日本のてんやの天丼は税込540円、香港の天丼はHKD49(約710円※1HKD14.44円で換算)で販売する。

天丼は味噌汁付で提供し、天丼HKD49、上天丼HKD62、えび天丼HKD75、オールスター天丼HKD78で提供。

天ぷら定食HKD78は、ご飯・麺(そば、うどん、そうめん)を選べる。

朝食・アイドルタイムメニューとして、海老天茶漬け朝食HKD38、アイドルタイムHKD48(小鉢付)、小天丼セットHKD48、てんや小町(そばまたはうどんまたはそうめん/かけまたは白湯)HKD38を販売する。

日本の伝統的な「和」のイメージを現代風にアレンジし、「天丼てんや」らしさを表現した店舗デザインを採用した。

今後も、天丼てんやは積極的な海外出店を進め、2020年にはアジアを中心に海外50店以上、国内250店以上、合計300店以上の出店を計画している。

店舗概要
店舗面積:87.74m2
席数:50席(可動式2人テーブルと4人テーブル)
営業時間:8時~22時

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