CCC／上海に「TSUTAYA BOOKSTORE上海MOHO店」オープン

2023年01月16日 14:45 ／海外

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カルチュア・コンビニエンス・クラブ（以下、CCC）とその子会社である蔦屋投資（上海）有限公司はこのほど、上海の現地企業とフランチャイズ契約を結び、上海初の「TSUTAYA BOOKSTORE」として「TSUTAYA BOOKSTORE上海MOHO店」をオープンした。

＜店舗外観＞

上海の静安区に同日開業したローカル文化発信拠点の地「上海MOHO」の3階に位置する。

「上海MOHO」は、「Life More Extraordinary」というコンセプトのもと、生活を豊かにするテナントが軒を連ねる。文化発信やアートを通じて想像力を刺激し、上海の人々にとって革新的なライフスタイルを提案する商業施設だ。

「TSUTAYA BOOKSTORE上海MOHO店」でも商業施設のコンセプトに寄り添い、上海の顧客がより良い生活を楽しめるライフスタイルの提案に溢れた空間を目指す。

店舗コンセプトは「MIXTURE」。上海独自の商品をはじめ、日本や世界中の商品を自分の感性でセレクトできる。

＜カフェを併設＞

店内には約3万5000冊の書籍と文具雑貨約6万点、そして約80席のカフェ席を用意。書籍や雑誌を読みながら、コーヒーやお茶を使った特徴的なラテなど、バラエティー豊かなドリンクも楽しめる。居心地にこだわった「BOOK＆CAFE」空間の中で、上海の知的欲求の高い顧客に向けた書籍や雑貨をそろえた。

店舗デザインには、1860年代から上海に見られる「石庫門」という伝統的な建築方式になぞらえ、青と赤のレンガを使用。開放感のある窓からは、上海の街の風景を臨むことができ、街の風景とリンクした落ち着いた空間の中で書籍や雑誌を楽しめる。

＜アートエリア＞

アートエリアには、「写真」「ファッション」「建築」「デザイン」などが含まれ、ガラス張りの小部屋をイメージした内装が特徴的。4本の柱に設置されたガラスケースには、同店おすすめの書籍を陳列している。アート関連書籍を中文書も外文書も一緒に組み合わせて展開することで、より深みのある芸術体験を提案していく。

＜日本からの輸入雑貨もラインアップ＞

店内には日本から輸入した文具雑貨を中心に、さまざまなアイテムを取りそろえている。このうち、250年以上の歴史を持つ柿沼人形の招き猫の新商品は、中国の伝統的な衣装をモチーフにしたTSUTAYA BOOKSTORE限定デザインで、中国で縁起の良い赤色を使用し、家内安全や商売繁盛などを祈願する願いが込められている。

ほかにもTSUTAYA BOOKSTORE限定販売の金箔でできた達磨や、百年の歴史を持つ京都の武服店のファッション小物「BUNZABURO」など、毎日の生活に加わることで日常が楽しく過ごせる商品を提案する。

＜KIDSエリア＞

KIDSエリアでは、対象年齢ごとに分類された児童書のほか、ギフトにも使える商品、使って試せる知育玩具のコーナー、絵本が読めるKIDSスペース、さらには保護者に読んでほしい家庭内教育のコーナーなどを設置し、親子で楽しめる空間となっている。オープン後は絵本の読み聞かせなどのイベントも実施していく予定だ。TSUTAYA BOOKSTORE限定販売品で、建築をテーマにした絵本5冊とスタンプ、シール、スケッチブックなどがセットにした「未来建筑家絵礼盒」などを扱う。

＜日本文化を提案＞