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メルカリ/US版メルカリで販売手数料無料化を開始

2024年03月28日 13:40 / 海外

メルカリのグループ会社であるMercari, Inc.(US)は3月27日、新たなビジネスモデルの一環として販売手数料を撤廃すると発表した。

他のマーケットプレイスが販売者向けの手数料を引き上げる中、メルカリはその真逆の手法を打ち出し、主要なリセールのマーケットプレイスとしては全米初そして唯一の販売手数料の無料化を行う。同日から、この新たなモデルはすべての新規出品に適用され、今後数週間かけてサービス全体に展開する。

<メルカリ>

Mercari, Inc. CEOのJohn Lagerling氏は、「メルカリでは引き続き、中古品の販売をできる限り簡単で利益が得られるものにすべく取り組んでいきます」と述べている。「私たちのプラットフォームから販売手数料を撤廃することでお客さま同士が取引するマーケットプレイスの新たなスタンダードを確立し、さらに多くの出品者にメルカリを選んでもらうきっかけを提供してまいります。販売手数料が無料になればメルカリの出品者はより競争力のある価格を設定できるようになり、販売利益も確保できます。この取り組みを通じ、不要品を売りたいすべての人にとってメルカリを最善の選択肢にします」とコメントしている。

販売手数料無料化に加え、メルカリは返品ポリシーを刷新して購入体験の簡略化も実現する。ポリシー変更に伴い購入者には新たにサービス料が発生し、これに伴い商品を非常に簡単に返品することが可能となる。今回、メルカリとしては初めて、購入者は3日以内に商品を返品すれば手数料を差し引いた金額が理由を問わず返金されるようになる。新たなポリシーはプラットフォーム上で取引されるすべての商品に適用され、ゲームやおもちゃ、コレクションアイテム、トレーディングカード、希少なヴィンテージアイテム、ファッション、家庭用品、美容品、さらには鑑定済みの高額商品までもが対象となる。

John LagerlingCEOは、「私たちのマーケットプレイスには、トレンドの人気商品や他では手に入らない一点もののお宝などが豊富に揃っています。この新たなビジネスモデルにより、特にメルカリのお客さまがこれまで慣れ親しんできたカテゴリーにおいて、全米の購入者に最高の商品ラインナップを提供し、より優位性を発揮していくことを期待しています」と語った。

US版メルカリはもう使用されなくなったものを、迅速、安全かつ簡単に売買することを目指したモバイルファーストのマーケットプレイス。US版メルカリを通じて、米国の数百万人のお客がつながり、使用されなくなったものの売買ができる。US版メルカリでは、自宅での認証からオンラインでの支払、配送の向上まで、より簡単な取引を可能にするイノベーションを継続的に生み出している。

現在、US版メルカリは全米で5000万件超のダウンロード、日々40万件超の出品があり、次世代の買い物体験を変革するエンパワーメントを担っている。US版メルカリはApp Storeからダウンロードもしくは www.mercari.com からアクセスできる。

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