三越伊勢丹HD/4~12月は売上高3.9%減、営業利益36.2%減
2017年01月27日 15:56 / 決算
三越伊勢丹ホールディングスが1月27日に発表した2017年3月期第3四半期決算は、売上高9306億400万円(前年同期比3.9%減)、営業利益196億3700万円(36.2%減)、経常利益215億8800万円(35.7%減)、当期利益195億7700万円(18.7%減)となった。
百貨店事業の売上高は8541億1000万円(4.4%減)、営業利益88億4400万円(56.7%減)となった。
伊勢丹新宿本店では、未来の百貨店を創造する取り組みとして、ICTを使った営業時間や店頭提案の枠を超えたお客とのコミュニケーション機会の創出、新しい購買体験の提供に取り組んだ。
ショーウィンドウで、パナソニックの「LinkRay(=光ID)」を使った「イセタンナイトウィンドウショッピング」を行った。
グループで展開したクリスマスキャンペーン「こころに太陽を呼ぶ、祝祭。」と連動させ、クリスマスの特別なストーリーと共にオンラインショッピングを提案した。
三越日本橋本店では、カルチャーリゾート百貨店のコンセプトに則り、テクノロジーの新たな芸術表現として12月にプロジェクションマッピングを中央ホールにて実施、1960年に建立された天女像をさまざまな色で演出した。
三越銀座店では、銀座の街をステージに11回目を迎えたGINZA FASHION WEEKで「JAPAN SENSES~うみの美」をテーマに豊かな海と共生する日本の地域をクローズアップして、海から得た知恵と工夫、生活の楽しみ方を紹介した。
首都圏以外の国内グループ百貨店では、名古屋三越において栄店と隣接する専門館ラシックを順次改装し、2館で一体の商業施設「SAKAEファッションモール」として、親子3世代が楽しめる名古屋随一の高感度ファッションモールを目指す。
第1弾として栄店6階ウオッチ&ジュエリーを中部地区最大級のスケールで10月にリフレッシュオープンした。
通期は、売上高1兆2500億円、営業利益240億円、経常利益250億円、当期利益130億円の見通し。
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