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ゼンショーHD/3月期は売上高3.5%増、営業利益55.0%増

2017年05月12日 11:00 / 決算

ゼンショーホールディングスが5月11日に発表した2017年3月期決算は、売上高5440億2800万円(前年同期比3.5%増)、営業利益187億7500万円(55.0%増)、経常利益180億6100万円(58.7%増)、当期利益84億4300万円(9.7%増)となった。

牛丼カテゴリーの売上高は、1943億9300万円(4.0%増)となった。期末店舗数は、99店出店、35店退店した結果、2681店となった。内訳は、「すき家」1963店、「なか卯」461店(FC13店を含む)など。

すき家本部が経営する牛丼チェーンの「すき家」は、お客の多様なニーズに対応できるよう、「すき家de健康」をテーマとした「まぐろなめろう丼」(並盛税込650円)やベーコンアスパラ朝食(350円)、「ねぎキムチ牛丼」(並盛470円)などを導入し、商品力の強化に取り組んだ。

レストランカテゴリーの売上高は、1295億2300万円(1.3%減)となった。店舗数は、19店出店、24店退店した結果、1362店(FC78店を含む)となった。

ココスジャパンが経営するスタンダードレストランの「ココス」は、メニューのラインアップの強化、ごちそう感のあるフェアメニューの投入及び店舗のサービス水準の向上に取り組み、業績の向上に努めた。

ファストフードカテゴリーの売上高は、1226億600万円(3.3%増)となった。店舗数は、48店出店、22店退店、大和フーヅの全株式譲渡による65店減などにより、706店となった。

はま寿司が経営する回転寿司の「はま寿司」は、積極的な出店による業容の拡大を図るとともに、商品品質の向上、店舗サービスの強化などに努めた。

来期は、売上高5951億8000万円、営業利益216億9200万円、経常利益206億7600万円、当期利益96億6000万円の見通し。

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