花王/2017年12月期、日本・アジア好調で営業利益2000億円超え

2018年02月01日 09:00 / 決算

花王が2月1日に発表した2017年12月期の連結決算は、売上高1兆4894億21万円(前期比2.2%増)、営業利益2047億9100万円(10.4%増)、純利益1486億700万円(16.2%増)となった。

<花王本社>
花王本社

売上面は、コンシューマープロダクツ事業では、日本において、市場の伸長、新製品・改良品の発売、販売促進活動のさらなる強化などにより伸長した。

海外は、アジアと米州で売り上げは前期を上回った。ケミカル事業では、天然油脂価格の上昇に対応した販売価格改定に努め、前期を上回った。

利益面では、天然油脂などの原料価格が上昇したが、日本とアジアのコンシューマープロダクツ事業の増収効果などにより、増益を計上した。

2018年12月期の連結決算は、売上高1兆5400億円(3.4%増)、営業利益2150億円(5.0%増)、純利益1520億円(3.4%増)を予想している。

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