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TSIHD/2月期、不採算店舗の閉店響き減収減益

2018年04月13日 09:15 / 決算

TSIホールディングスが4月13日発表した2018年2月期通期の連結決算は、売上高1554億5700万円(前期比2.3%減)、営業利益21億6800万円(14.6%減)、経常利益37億8800万円(4.4%減)、純利益32億1900万円(12.5%減)となった。

一部事業子会社の不振に加え、構造改革費用等を計上したため、営業利益が予想を下回り、前回予想に比べ、売上高45億4200万円減、営業利益10億3100万円減、経常利益6億1100万円減、純利益1億1900万円減と下方修正している。

売上面では、EC事業、海外事業、成長市場への投資にも積極的に取り組んだが、不採算店舗などの経営効率化を図った結果、減収だった。

既存事業についてはゴルフブランドの「パーリーゲイツ」、レディースブランドの「アプワイザー・リッシェ」、「ジル バイ ジルスチュアート」や、ロンドンのコレクションブランドの「マーガレット・ハウエル」が特色を活かした商品を展開することにより引き続き好調に推移した。

利益面は、全社的な販管費抑制策における効果は持続しているものの、成長著しいECにおいて広告宣伝や事業基盤を強化したため、減益を計上した。

2019年2月期通期の連結決算は、売上高1600億円(2.9%増)、営業利益32億円(47.5%増)、経常利益45億円(18.8%増)、純利益29億円(9.9%減)を予想している。

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