リンガーハット/人件費増で通期の売上・利益を下方修正
2018年10月18日 09:10 / 決算
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リンガーハットが10月12日発表した2019年2月期第2四半期の連結決算は、売上高235億7200万円(前年同期比3.6%増)、営業利益10億8200万円(23.3%減)、経常利益10億4700万円(23.5%増)、純利益2億5600万円(59.4%減)となった。
3~8月は、6月の大阪での地震、7月の西日本豪雨の影響を受け、売上高は前年並み、客数は前年割れとなった。
また、8月には昨今の原材料費及び人件費の高騰に対応するため、一部店舗を除く国内店舗において商品価格の改定を実施した。
10月18日行われた決算説明会で、秋本英樹社長は「パート・アルバイトの採用難と時給アップで人件費が増加している。今まで、ロードサイドからショッピングセンターに出店することで、人件費を抑えてきたが、この策にも限界が出てきた。今後、人件費増は避けられないので、全体で経費を見直す」と説明。
「顧客満足度向上で客数アップ、従業員満足度向上で定着率をあげたい。5S徹底で店の活性化を図っていく」と話した。
国内の出退店は、32店舗を出店し12店舗を退店。また、海外は、3店舗を出店し1店舗を退店した。9月末のグループ合計の店舗数は、国内771店舗、海外17店舗の計788店舗(うち直営店舗564店舗、フランチャイズ店舗224店舗)となった。
2019年2月期通期見込みは、人件費増などから売上、利益ともに下方修正した。
売上高3億円減の480億円(前期比5.1%減)、営業利益5億1000万円減の28億6000万円(1.2%増)、経常利益4億6500万円減の27億8500万円(0.1%増)、純利益3億5000万円減の10億円(25.0%減)を予想している。
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