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ニッスイ/4~12月、国内加工事業順調も養殖事業苦戦で増収減益

2019年02月06日 11:50 / 決算

日本水産が2月5日に発表した2019年3月期第3四半期決算は、売上高5432億6100万円(前年同期比6.1%増)、営業利益198億9900万円(2.5%減)、経常利益228億1200万円(7.9%増)、当期利益152億7300万円(6.7%減)となった。

加工事業とチルド事業を展開する食品事業の売上高は2616億4200万円(前期比154億1000万円増)となり、営業利益は103億4100万円(前期比4600万円増)となった。

国内の加工事業では、冷凍食品の米飯や野菜、練り製品を中心に販売が伸長したが、すりみなど原料価格の上昇もあり増収・減益となった。

国内のチルド事業では、コンビニエンスストア業界の再編による供給店舗の増加に加え、おにぎり・麺・弁当類の販売が伸長したことにより、増収・増益となった。

グループは、北米や欧州は順調に推移したが、南米の鮭鱒養殖事業において前年の稚魚のへい死の影響があり、厳しい事業環境になった。

通期は売上高7065億円(4.3%増)、営業利益220億円(5.3%減)、経常利益235億円(4.4%減)、当期利益160億円(7.2%減)の見通し。

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