流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





セリア/3月期、増収増益

2019年05月10日 11:00 / 決算

セリアが5月10日に発表した2019年3月期決算によると、売上高1704億8200万円(前期比7.1%増)、営業利益167億9000万円(1.9%増)、経常利益168億5700万円(2.2%増)、四半期純利益115億1700万円(1.8%増)となった。

<セリア店舗イメージ>
セリア

「持続的なシェア拡大」をテーマとして、商品テイストの多様性を拡げる商品開発とバランスのとれた商品ポートフォリオ構築に注力した。

また、商業施設の活性化案件を効率的に出店に繋げられるよう、複数案件が見込める企業との関係強化に取り組んだ。

物流面においては、複数倉庫での物流システムの改良を継続しつつ、仕入先の一部商品を仕入先管理から当社管理に切替えるなど、環境変化に柔軟に対応できる物流網を整備した。

ITシステムを活用した業務全般の効率化を進めるとともに、布石として、10月にセルフレジを試験導入し、検証を進めている。

出退店は、採算性を精査しつつ前向きに進めた結果、出店が直営店147店舗、退店が直営店59店舗、FC店2店舗とほぼ計画どおりに進捗し、期末の店舗数は、直営店1543店、FC店49店の合計1592店となった。

直営既存店売上高は、買い上げ点数が前年を下回ったことにより、前期比0.1%減となり、見込みを下回った。

主要経営指標は、売上原価率は、雑貨売上比率が上昇したことなどにより56.7%と前期比0.1ポイント低下した。

一方、販売費及び一般管理費については、人件費率が上昇したことなどにより、売上高に対する比率が0.6ポイント上昇したため、売上高営業利益率は9.8%(前期10.4%)となった。

次期は、売上高1830億円(7.3%増)、営業利益172億円(2.4%増)、経常利益172億5000万円(2.3%増)、四半期純利益117億円(1.6%増)を見込んでいる。

関連記事

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧