日本生協連/2018年度総供給高0.9%増の3820億円
2019年06月18日 14:15 / 決算
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日本生活協同組合連合会が6月14日に発表した2018年度決算は、総供給高3820億円(前年比0.9%増)、経常剰余金26億円(35.2%減)となった。
総供給高の内訳は、コープ商品事業供給高3013億円(1.7%増)、キャロット事業供給高316億円(1.6%増)、カタログ事業供給高460億円(2.4%減)、ギフト事業供給高30億円(1.7%減)だった。
2018年度は、コープ商品のブランド刷新が完了したほか、子育て世帯向けの商品ラインナップを拡充した。
コープ商品発売60周年となる2020年に向けて、商品強化とブランド体系の再整理を行う。
<今後のコープ商品ブランド体系>
出典:日本生協連報道発表資料
ブランド刷新では、コープ商品の基本的価値である「安全性の確保」「確かな品質」「求めやすい価格」を引き続き柱としながら、商品体系を明確にした。
多くの組合員のふだんのくらしを応援する商品群として基本商品を位置付けた。そのほか、くらしや価値観の多様性に応える商品として、「コープクオリティ」「オーガニック」などの商品を明確にした。
また、関心の高い価値観を分かりやすく伝えるためのマークを商品パッケージに付加した。
ヘルシーの面では、「手軽にとれる」「おいしく減らす」のロゴを作成した。エシカルの面では、「国産素材」「産地指定」のロゴを作成した。
コープ商品を通じて食卓から健康をサポートする取り組みとして「ヘルシーコープ」を開始した。
食塩低減、「手軽にとれる」「おいしく減らす」マーク付き商品、機能性表示食品など、健康サポート食品の開発をした。
ライフステージ別の「食と健康」の心配事・困り事をテーマにしたレシピ提案もする。
食物アレルギー7品目(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに)を使用しない「7品目を使わない」シリーズ10商品を2019年4月から発売した。
2017年春に発売を開始した乳幼児向け食品「きらきらステップ」のアイテムを拡大した。
2019年度中に、きらきらステップより対象年齢が上の3~6歳向け、きらきらキッズを開発している。
2019年度は、総供給高3891億円(1.8%増)の見込み。
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