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カジュアル衣料/5月既存店ユニクロ1.8%減、しまむら0.8%減

2019年06月18日 14:20 / 月次

カジュアル衣料4社の5月度の営業概況によると、ユニクロ(ファーストリテイリング)1.8%減、しまむら0.8%減だった。

一方、西松屋7.5%増、ハニーズ9.7%増と明暗を分けた。

<しまむら店舗イメージ>
しまむら

■ファーストリテイリング(2018年8月期:売上高1兆8619億円)
既存店+Eコマース(既存店計732店舗)売上高1.8%減、客数1.3%増、客単価3.1%減

直営店+Eコマース(直営店計779店舗)売上高1.7%減、客数1.5%増、客単価3.2%減。

出店1、退店4。直営店779店。

5月は感謝祭の後ろ倒しにより、既存店売上高は減収だったが、気温が高く推移したことで、夏物商品の販売は好調となった。

■しまむら(2019年2月期:売上高5459億円)
既存店売上(ファッションセンターしまむらのみ)0.8%減、客数3.2%減、客単価3.6%増。

全店売上0.3%増。出店1、退店1で5月末現在店舗数1430店。

5月度は、天候不順や寒暖の差によりゴールデンウィーク前半の売上は伸び悩んだが、ゴールデンウィーク後半からワンピースなどのトレンド商品が好調に推移し、売上は昨年実績を上回った。

第1四半期累計の売上高は、しまむら(国内合計)で前年同期比2.7%減となり、シャンブル事業では0.7%増となった。

■西松屋チェーン(20日締、2019年2月期:売上高1381億円)
既存店売上高7.5%増、客数5.7%増、客単価1.7%増。

全店売上11.4%増、客数10.3%増、客単価0.9%増。

出店3、退店3で、5月度末の店舗数は1010店舗。

5月は、ゴールデンウィーク期間中に「1000店舗達成大感謝セール」を実施したことにより、客数が増加した。

気温が上がり夏物衣料が好調に推移したほか、育児・服飾雑貨においては、粉ミルクや紙おむつなどの売上高が伸びた。

■ハニーズ(2018年5月期:売上高524億円)
既存店売上高9.7%増、客数10.7%増、客単価0.9%減。

直営店売上高9.7%増、客数10.9%増、客単価1.0%減。

出店1、退店0、5月末店舗数865店

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