キリン堂HD/3~5月、季節商品好調・改装効果で増収増益
2019年07月11日 11:00 / 決算
キリン堂ホールディングスが7月10日に発表した2020年2月期第1四半期決算によると、売上高326億5900万円(前年同期比2.7%増)、営業利益6億4700万円(61.9%増)、経常利益8億5800万円(33.0%増)、親会社に帰属する当期利益5億300万円(65.6%増)となった。
小売事業の売上高は322億6300万円(3.2%増)、営業利益は7億8300万円(59.4%増)となった。シーズン商品が順調に推移したこと、前期から引き続き進めている店舗改装の効果が継続していること、自社電子マネー付きポイントカード「KiRiCa(キリカ)」の利用者が増大したことにより、業績はおおむね計画に沿って推移した。
ドラッグストア1店、調剤薬局1店の計2店を出店する一方、ドラッグストア2店、調剤薬局2店の計4店を閉店した。そのほか、調剤薬局1店の譲受をした結果、期末のグループ国内店舗数は368店となった。
商品別売上高は、医薬品54億100万円(2.9%増)、健康食品11億1300万円(3.6%減)、化粧品78億3800万円(0.7%増)、育児用品7億5000万円(0.2%増)、雑貨等132億8900万円(3.3%増)、合計283億9400万円(2.1%増)。調剤売上高は35億3800万円(13.0%増)だった。
通期は、売上高1330億円(2.6%増)、営業利益32億円(57.3%増)、経常利益38億5000万円(31.3%増)、親会社に帰属する当期利益17億1000万円(16.2%増)を見込んでいる。
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