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くら寿司/11~7月、高級食材提供も増収減益

2019年09月09日 10:20 / 決算

くら寿司が9月6日に発表した2019年10月期第3四半期決算によると、売上高1005億7000万円(前年同期比2.6%増)、営業利益38億5500万円(25.9%減)、経常利益43億6400万円(25.0%減)、親会社に帰属する当期利益26億2000万円(30.3%減)となった。

<くら寿司>
くら寿司

3月から高級な旬の食材を提供する「旬の極みシリーズ」をスタートした。「国産天然くえ」や「厚切り桜鯛」、「厚切り藁焼き初鰹」、「炙りたてうなぎ」など、10年以上にわたり関係を築いた100以上の漁業協同組合との連携により、新鮮な食材を、おいしく栄養価の高い「旬」の季節ごとに提案した。

7月には、くら寿司店舗において、お客のスマートフォンを使って商品を注文できる「スマホdeくら」のサービスを開始した。お客のスマートフォンアプリがタッチパネルと連動し、多言語対応
したメニューから商品の注文ができるるうえ、順番待ち時間に事前にご注文いただくと、着席後に座席登録するだけで自動注文する機能を実装した。

スマートフォンアプリから麺類やデザートなどのサイドメニューを注文することで、景品が当たるゲーム「ビッくらポン!」が注文税抜500円ごとに遊べるようになった。お客の来店をもっと楽しく快適にするため順次、導入店舗を拡大する。

店舗開発は、国内17店、米国4店、台湾4店の計25店を出店した。米国、台湾とも引き続き戦略的な出店を行い、日本の食文化の海外発信に努める。期末店舗数は、全て直営で478店(「無添蔵」4店、「くら天然魚市場」1店、米国21店、台湾18店を含む)となった。

通期は、売上高1378億1300万円(4.0%増)、営業利益71億3300万円(3.8%増)、経常利益77億7000万円(1.5%増)、親会社に帰属する当期利益51億9000万円(1.2%増)を見込んでいる。

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