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モスフードサービス/4~9月、新商品好調で売上高1.4%増

2019年11月08日 11:10 / 決算

モスフードサービスが11月8日に発表した2020年3月期第2四半期決算によると、売上高342億800万円(前年同期比1.4%増)、営業利益9億円(4.1%減)、経常利益9億7600万円(4.8%減)、親会社に帰属する当期利益4億200万円(前期は1億1000万円の損失)となった。

<モスバーガーのホームページ>
モスバーガー

モスバーガー事業の売上高は323億2400万円(1.1%増)、営業利益20億8300万円(前年同四半期比4.3%減)。

7月に「夏を楽しむ」をテーマに「カレーモスバーガー」を販売。独特な世界観の作品で知られる画家・絵本作家「ヒグチユウコ」さん描き下ろしのオリジナルタオルを制作し、「カレーモスバーガー」とのセットで限定販売した。SNSでも話題となり、ヒグチユウコさんのファン層を中心に新規顧客の利用につながった。

8月にはモス史上最強の辛さのトッピングソース「デス辛ソース」を販売し、ちょい足しすることで味のアレンジが広がり、激辛好きをはじめ、多くのお客が楽しんだ。

また、台湾産ブラックタピオカを使用した2種類の「タピオカドリンク」を販売し、若者を中心に好評だった。

その他飲食事業の売上高は15億900万円(前年同四半期比7.8%増)、営業損失は3億700万円(前年同四半期比900万円の損失減)。

モスバーガー事業(国内)の店舗数は、出店6店舗に対し閉店は25店舗で、9月末までは1300店舗(前連結会計年度末比19店舗減)となった。

モスバーガー事業(海外)の店舗数は、台湾266店舗(1店舗増)、シンガポール39店舗(同5店舗増)、香港26店舗(同1店舗増)、タイ8店舗(同増減なし)、インドネシア4店舗(同増減なし)、中国(福建省・江蘇省・上海市・広東省)14店舗(同1店舗減)、オーストラリア6店舗(同増減なし)、韓国15店舗(同1店舗増)、海外全体の9月末の店舗数は378店舗(同7店舗増)。

通期は、売上高700億円(前期比5.6%増)、営業利益16億円(約3倍)、経常利益18億円(148.4%増)、親会社に帰属する当期利益10億円を見込んでいる。

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