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やまや/4~9月ポイント販促費増で営業利益22%減

2019年11月11日 10:10 / 決算

やまやが11月8日に発表した2020年3月期第2四半期決算は、売上高862億3700万円(前年同期比4.3%増)、営業利益23億3000万円(22.5%減)、経常利益24億900万円(18.7%減)、当期利益12億3400万円(12.5%減)となった。

<やまやのホームページ>
やまや

売上面では、酒販事業では消費税の増税前の9月にビールなどの買い置き需要、仮需が起こり2.1%増収。外食事業では連結子会社のチムニーは、大型連休による東京圏離れ、7月の東海、関東の天候不順により4.7%減収となったものの、昨年12月1日よりつぼ八が連結対象となり10.7%増収だった。

酒販事業の売上高は621億8700万円(2.1%増)、営業利益は19億2100万円(7.4%減)となった。

売上総利益は124億87百万円(前年同期比1.4%増)となり、1億6700万円増加したが、フレックス給与、ポイント販促費が増加したことで、販管費は105億6600万円(3.1%増)と3億1900万円増加した結果、営業利益が1億5200万円減少した。

新規出店として、青森桜川店、弘前樹木店(青森県)、能代店(秋田県)、気仙沼上田中店(宮城県)、那珂湊店(茨城県)の5店に加え、前期に旧店を閉店し、移転となる柳生店(宮城県)と江刺店(岩手県)の2店、計7店を開店した。うち青森桜川店、弘前樹木店、気仙沼上田中店はダイソー併設店舗となる。

2019年9月末における酒販事業の総店舗数は332店(前年同期比3店増)。

外食事業は、売上高は248億円(10.7%増)、営業利益は、4億200万円(56.8%減)。連結子会社のチムニーでは、大型連休による東京圏離れ、7月の東海、関東の天候不順により4.7%減収となったものの、昨年12月1日よりつぼ八が連結対象となり10.7%増収となった。

2019年9月末のつぼ八の直営店数は46店、フランチャイズ店は195店。9月末の飲食直営店は、516店(前年同期比48店)、飲食FC店は、458店(同179店増)となり、飲食店の総店舗数は、974店(同227店増)となっている。

通期は売上高1680億円(0.1%増)、営業利益45億円(34.7%減)、経常利益45億円(35.2%減)、当期利益20億円(37.8%減)の見通し。

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