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やまや/4~6月は黒字、営業外で協力金・補助金31億円

2021年08月10日 11:30 / 決算

やまやが8月10日に発表した2022年3月期第1四半期決算によると、売上高350億4800万円、営業利益2億1700万円(前期は1億7100万円の損失)、経常利益33億9000万円(483.7%増)、親会社に帰属する当期利益16億7700万円(前期は1億700万円の損失)となった。

経常利益が大幅に増加したのは、営業外収益として、グループ会社のチムニー等が申請した雇用調整助成金5億4900万円と、店舗の営業時間短縮や休業への協力に対する新型感染症拡大防止協力金25億7300万円を計上したため。

期間末において、酒販事業342店(7店増)、外食事業766店(138店減)、グループ合計店舗数1,108店(131店減)を運営している。

セグメント別では、酒販事業は売上高331億1100万円(前年同期は348億6200万円)、営業利益は14億96百万円(28.6%減)。

新規出店として、竜舞店(群馬県)、姫路勝原店(兵庫県)の2店を開店、名取店を閉店した。これにより、2021年6月末における酒販事業の総店舗数は342店(7店増)となった。

外食事業は、売上高20億1300万円(前年同期は26億4500万円)、営業損失12億8200万円(前年同期は営業損失22億6900万円)。

「ウィズコロナ」への対応として、従来の居酒屋スタイルから食事を中心とした業態の開発を進めており、「ウィズコロナ」のフォーマットとして、「焼肉牛星」、「大衆食堂安べゑ」、「和食旬菜海鮮料理はなの屋」といった業態の展開は順調に進捗しており、引き続き業績の回復を図っていくとしている。

通期は、売上高1470億円(1.4%減)、営業利益20億円、経常利益60億円(317.1%増)、親会社に帰属する当期利益29億円を見込んでいる。

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