資生堂/2015年12月期、売上高7630億円
2016年02月09日 14:30 / 決算
資生堂が2月9日に発表した2015年12月期通期の連結決算は、売上高7630億5800万円、営業利益376億6000万円、経常利益375億8800万円、純利益232億1000万円となった。
2015年12月期より決算日を3月31日から12月31日に変更したため、対前期増減率を記載していない。
売り上げ面では、国内売上は中高価格帯を中心とするブランド改革の成果に加えインバウンド需要を着実に取り込んだことにより、堅調に推移した。
利益面は、売上増に伴う差益増に加え、積極的にマーケティング投資をすると同時に費用を効率的に運用してきたことなどから、営業利益、経常利益は前年同一期間に比べ増益。
純利益は、前連結会計年度にデクレオールおよびカリタブランドの譲渡に伴う特別利益を計上したこと、当該譲渡益に係る税率が低かったことに加え、当連結会計年度は変則決算に伴う未実現利益消去に係る税効果の影響で税金費用が増加したことなどにより、減益だった。
2016年12月期通期の連結決算は、売上高8720億円、営業利益380億円、経常利益380億円、純利益280億円を予想している。
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