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エバラ食品工業/2016年3月期個別業績予想を修正

2016年04月22日 10:29 / 決算

エバラ食品工業は4月22日、2016年3月期個別決算において、特別損失5億3800万円の計上と業績予想の修正を発表した。

特別損失について、連結子会社である荏原食品(上海)有限公司において、販売量は増加傾向にあるものの、同社株式の実質価額の回復には相当の期間を要すると判断したことから、同社株式の減損処理を行い、関係会社株式評価損として計上した。

なお、同関係会社株式評価損は、個別決算において計上されるものであり、連結財務諸表上では消去されるため、連結業績に与える影響はない。

また、通期個別業績予想は、売上高が前回予想比3億5800万円減の440億5900万円、経常利益は1億7800万円増の17億200万円、純利益が3億400万円減の4億9000万円を見込んでいる。

売上面については、「プチッと鍋」がほぼ計画どおりに売上を伸ばしたものの、鍋物調味料の最盛期である第3四半期に気温が高い日が続き、鍋物調味料群の既存商品が苦戦を強いられた。

利益面については、継続的に取り組んでいるコスト削減活動が奏功したこともあり、経常利益は増益の見込みだが、関係会社株式評価損を特別損失に計上したことで、純利益は減少している

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