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アオキスーパー/内食需要増で3~11月増収増益

2021年01月05日 13:00 / 決算

アオキスーパーが1月5日に発表した2021年2月期第3四半期決算によると、営業収益802億6600万円(前年同期比4.5%増)、営業利益26億4500万円(227.9%増)、経常利益26億9600万円(207.4%増)、四半期純利益17億6300万円(246.8%増)となった。

小中学校の休校や緊急事態宣言発令下での外出自粛の要請に伴う外食機会の減少、テレワークの増加、旅行機会の減少などによる在宅時間の増加を受け、内食需要が高まった結果、売上高は前年を大きく上回った。

また、新型コロナウイル感染症への対策費用は増加したものの、店内の混雑を緩和するという観点から、緊急事態宣言発令期間中に広告の配布を自粛した結果、販売費は減少し、利益面でも前年を大きく上回っている。

店舗政策では、新型コロナの影響により内食需要が高まっていた時期を避け、9月に加木屋店、10月に高浜店、11月に乙川店をリニューアルオープンした。

販促として、第1四半期より、生鮮食料品に強みを持つ食品スーパーである同社の特色を前面に打ち出し、月に一度、第2水曜日は鮮魚を中心とした「魚の日」、29日は精肉を中心とした「肉の日」として、旬の食材やお値打ち品を多数取り揃えた企画を実施した。

通期は、営業収益1065億円(3.0%増)、営業利益26億円(77.3%増)、経常利益26億6000万円(71.3%増)、四半期純利益17億円(145.6%増)を見込んでいる。

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