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モノタロウ/12月期、TVCMなどで認知度向上し増収増益

2023年02月03日 11:50 / 決算

MonotaROが2月2日に発表した2022年12月期決算によると、売上高2259億7000万円(前年同期比19.1%増)、営業利益262億1300万円(8.6%増)、経常利益263億9800万円(8.6%増)、親会社に帰属する当期利益186億5800万円(6.3%増)となった。

<MonotaRO>
MonotaRO

検索エンジンへのインターネット広告の出稿と自社ウェブサイトを検索エンジンにおいて上位に現すための検索エンジン最適化(SEO)の取組みを主軸とした新規顧客の獲得や、eメールや郵送チラシによるダイレクトメール、日替わりでの特価販売、カタログの発刊・送付等による販促活動を積極的に展開した。

カタログに関しては、2月下旬に、17.4万点の商品を掲載する「間接資材総合カタログ RED BOOK2022春 VOL.18」(全13分冊、発行部数約310万部)、9月下旬に、25.5万点の商品を掲載する「間接資材総合カタログ RED BOOK 2022秋 VOL.18」(全10分冊、発行部数約131万部)を発刊した。また、テレビCMを放映し、更なる認知度の向上に努めた。

さらに、顧客基盤の拡大に伴い増加する様々な需要に対応すべく、ウェブサイト上の取扱商品としては約1,900万点、当日出荷を可能とする在庫商品点数としては約51.8万点を取り揃えた。また、物流における出荷能力・保管能力の基盤の強化のため、「猪名川ディストリビューションセンター」(兵庫県川辺郡、延床面積約19万4000m2)の稼働を4
月に開始した。

一方、大企業顧客を対象とした相手先購買管理システムとのシステム連携を通じた間接資材の販売も、顧客数、売上共に順調に拡大致した。これらの施策を実施したことにより、連結会計年度に122万7175口座の新規顧客を獲得し、連結会計期間末現在の登録会員数は800万6494口座となった。

加えて、韓国子会社であるNAVIMRO Co., Ltd.は、インターネット広告の出稿を中心に積極的な顧客獲得活動を推進して顧客基盤を拡大させるとともに、取扱商品及び在庫商品の拡充を進めた。

次期は、売上高2651億9500万円(17.4%増)、営業利益320億3000万円(22.2%増)、経常利益319億8600万円(21.2%増)、親会社に帰属する当期利益227億8900万円(22.1%増)を見込んでいる。

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