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ベルーナ/4~12月、アパレル・雑貨事業や化粧品健康食品事業苦戦で減収減益

2023年02月03日 11:40 / 決算

ベルーナが1月31日に発表した2023年3月期第3四半期決算によると、売上高1604億5400万円(前年同期比4.8%減)、営業利益78億7400万円(22.9%減)、経常利益88億3600万円(19.6%減)、親会社に帰属する当期利益53億8200万円(30.5%減)となった。

<ベルーナ>
ベルーナ

アパレル・雑貨事業では、通販において、第1四半期から新型コロナウイルス感染拡大の影響が一巡し、既存顧客のレスポンスが鈍化傾向となった。一方で、広告宣伝費を抑制すると共に、急激な円安進行や原材料価格の高騰を受け第3四半期から商品価格の見直しを行い、収益性確保を優先した事業運営を行った。アパレル店舗では第1四半期から来店顧客数が回復傾向となったが、第3四半期は新型コロナウイルス感染拡大の影響により来店顧客数が減少傾向となった。この結果、売上高は704億8000万円(9.5%減)となり、セグメント利益は18億1100万円(12.3%減)となった。

化粧品健康食品事業では、化粧品販売事業において、台湾における新型コロナウイルス感染拡大の影響による苦戦及び国内における新規顧客獲得の減少により減収だった。また、TVCM実施等により広告宣伝費が増加した。健康食品通販事業において、新規顧客獲得を強化した一方で既存顧客の売上が減少し、減収だった。この結果、売上高は109億3000万円(7.1%減)となり、セグメント利益は3億2500万円(75.6%減)だった。

グルメ事業では、新型コロナウイルス感染拡大の影響が一巡し、既存顧客のレスポンスが鈍化傾向となったが、おせち販売の拡大やネット広告等による新規顧客獲得の拡大により増収となった。また、新規顧客獲得拡大により広告宣伝費が増加した。この結果、売上高は251億4000万円(7.6%増)となり、セグメント利益は15億2400万円(21.5%減)となった。

通期は、売上高2150億円(2.3%減)、営業利益140億円(1.2%増)、経常利益150億円(3.2%増)、親会社に帰属する当期利益100億円(2.0%減)を見込んでいる。

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