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薬王堂HD/2月期売上高1287億円、医薬品・化粧品が伸長

2023年04月06日 11:00 / 決算

薬王堂ホールディングスが4月5日に発表した2023年2月期決算によると、売上高1287億9100万円、営業利益46億6000万円(前期は40億4300万円の利益)、経常利益50億1700万円(前期は43億9400万円の利益)、親会社に帰属する当期利益32億4000万円(前期は29億6400万円の利益)となった。

薬王堂ホールディングス

販売価格や品ぞろえの強化を図り、来店客数、買い上げ点数の増加に取り組むとともに、小商圏ドミナント出店を推進した。

医薬品は感冒薬、健康食品等が伸長し、衛生用品では生理用品、介護用紙おむつが伸びた。抗原検査キットなどの新型コロナウイルス関連商品も堅調に推移した。売上高は255億7200万円(前年同期は241億8400万円)だった。

化粧品は基礎化粧品、ポイントメークが伸び、トイレタリーではヘアケア、オーラルケア、洗顔好調に推移した。売上高は179億1900万円(前年同期は174億7000万円)となっている。

日用品は洗剤や家庭紙、ゴミ袋等が伸長し、衣料品では肌着、靴下が伸長した。バラエティー部門はペット関連商品が伸びている。売上高は268億1600万円(前年同期は254億1500万円)となった。

食品は冷凍食品、日配品、生鮮食品が好調で、酒類ではビール類、酎ハイが伸びた。その結果、売上高は582億7100万円(前年同期は530億2800万円)だった。

店舗政策は、ドラッグストアを岩手県3店舗、青森県3店舗、秋田県4店舗、宮城県2店舗、山形県5店舗、福島県8店舗の合計25店舗を新規出店した。また、秋田県1店舗、宮城県1店舗を退店し、2月末の店舗数は381店舗(うち調剤併設型4店舗、調剤専門薬局2店舗)となっている。

「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号、2020年3月31日)を第1四半期連結会計期間の期首より適用しており、対前期増減率は記載していない。

次期は、売上高1368億6300万円(6.3%増)、営業利益47億400万円(0.9%増)、経常利益50億4900万円(0.7%増)、親会社に帰属する当期利益33億3600万円(3.0%増)を見込んでいる。

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