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アクシアルリテイリング/3月期は行動制限緩和や費用削減で増収増益に

2023年05月02日 10:20 / 決算

アクシアルリテイリングが5月2日に発表した2023年3月期決算によると、売上高2549億6600万円(前年同期比3.5%増)、営業利益104億4300万円(1.3%増)、経常利益109億4000万円(3.1%増)、親会社に帰属する当期利益63億5600万円(10.2%減)となった。

<アクシアルリテイリング>
アクシアルリテイリング

売上高は、新規出店による店舗数の増加、商品原材料などの仕入価格上昇の影響、梅雨明けが早かったことによる気温上昇、行動制限が緩んだことによる人流の回復により増加し、収益認識に関する会計基準などの組替影響を除外した実績は、連結会計年度として過去最高となった。

営業利益、経常利益は、お客の急激な家計負担増加を懸念し、販売価格への転嫁を抑制したことによる売上総利益率の微減、電気料金や各種資材の大幅な値上げ、前年同期に比べ新規出店を多く行ったことによる成長投資に係る費用の増加があったが、物価上昇による営業費用の増加に対して、全社、各部署が横断的に適正利益確保対策、費用削減対策などのさまざまな施策を講じ、前年同期に比べ若干増加した。

次期は、売上高2560億円(0.4%増)、営業利益89億円(14.8%減)、経常利益90億円(17.7%減)、親会社に帰属する当期利益60億円(5.6%減)を見込んでいる。

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