アクシアルリテイリング/4~12月、客数回復で増収も水道光熱費など上昇で減益
2023年02月14日 11:05 / 決算
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アクシアルリテイリングが2月14日に発表した2023年3月期第3四半期決算によると、売上高1925億6700万円(前年同期比3.7%増)、営業利益86億6800万円(1.3%減)、経常利益91億1200万円(0.9%増)、親会社に帰属する当期利益60億5300万円(0.6%増)となった。
原和彦社長は、「値上げ基調の中、プライベートブランド商品で値ごろ感を維持していること、惣菜などがおいしさで支持されていることなどで来店客数は増加した。一方で、来店時のまとめ買いが減り、商品・原材料等の仕入価格上昇に伴う販売価格改定の影響により買上点数は減少した。電気料金などのコスト上昇の影響として、水道光熱費では第3四半期までに12億円、年間では15億円くらいのインパクトがある。来期も10億円を超える水準になると見込んでいる」と述べた。
出店では、フレッセイ朝日町店(群馬県前橋市)、原信安曇野店(長野県安曇野市)、フレッセイ朝倉店(群馬県前橋市)を新設した。また、原信古正寺店(新潟県長岡市)、フレッセイ館林店(群馬県館林市)の建て替えを完了した。
通期は、売上高2475億円(0.4%増)、営業利益98億円(4.9%減)、経常利益99億円(6.7%減)、親会社に帰属する当期利益61億円(13.8%減)を見込んでいる。
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