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ゼンショーHD/4~9月増収増益、すき家既存店売上高18.1%増

2023年11月13日 10:40 / 決算

ゼンショーホールディングスが11月10日に発表した2024年3月期第2四半期決算によると、売上高4526億1000万円(前年同期比20.5%増)、営業利益253億9500万円(211.6%増)、経常利益244億2000万円(78.0%増)、親会社に帰属する当期利益157億1400万円(113.5%増)となった。

ゼンショー

外食の各セグメントで、積極的な新商品の開発とフェアの開催などにより、すき家、はま寿司、レストラン事業、ファストフード事業は、好調に推移した。

利益面も、原材料やエネルギーコストの上昇などが見られるなか、適切な価格政策やコストコントロールにより、増益を計上している。

各セグメントの既存店売上高前年比は、「グローバルすき家」で18.1%増、「グローバルはま寿司」で10.2%増、「グローバルファストフード」で14.1%増、「レストラン」で26.4%増、「小売」で0.4%減だった。

「グローバルすき家」の売上高は、1317億3100万円(21.7%増)、営業利益は101億3300万円(365.2%増)。

「グローバルはま寿司」の売上高は938億3200万円(17.3%増)、営業利益は49億1000万円(19.1%増)。

「グローバルファストフード」の売上高は994億5800万円(30.4%増)、営業利益は50億1100万円(同22.1%増)。

「レストラン」の売上高は689億1700万円(25.6%増)、営業利益は32億6600万円(営業損失11億2700万円)。

「小売」の売上高は391億9100万円(1.6%増)、営業損失は、マネジメント体制や仕入れの見直しを行い、赤字額が縮小したが、7億9800万円(前年同期は営業損失14億4200万円)。

店舗面では、283店舗出店、117店舗退店した結果、9月末で1万4740店舗(FC7599店舗含む)となっている。

内訳は、すき家は50店舗出店、40店舗退店し、2623店舗(国内1945店舗、海外678店舗)。はま寿司は25店舗出店、1店舗退店し、637店舗(国内588店舗、海外49店舗)。ロッテリアなどファストフードは、190店舗出店、56店舗退店し、1万130店舗(国内1001店舗、海外9129店舗、FC7521店舗含む)、小売の店舗数は、2店舗出店、1店舗退店し133店舗。

通期は、好調な業績を受け、上方修正した。

売上高は前回予想比615億3300万円増の9600億円(23.1%増)、営業利益109億900万円増の510億円(134.7%増)、経常利益106億400万円増の480億円(70.9%増)、親会社に帰属する当期利益69億9600万円増の300億円(126.2%増)を見込んでいる。

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