薬王堂HD/3~11月増収増益、食品・日用品・衣料が好調
2024年01月09日 12:45 / 決算
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薬王堂ホールディングスが1月5日に発表した2024年2月期第3四半期決算によると、売上高1068億5700万円(前年同期比10.4%増)、営業利益46億5900万円(15.5%増)、経常利益49億9200万円(15.9%増)、親会社に帰属する当期利益33億5100万円(12.7%増)となった。
販売価格や品ぞろえの強化を図り、来店客数・買い上げ点数の増加に取り組んだ。
小商圏ドミナント出店を推進し、ドラッグストアを青森県1店舗、宮城県2店舗、福島県2店舗の合計5店舗を新規出店した。また、岩手県1店舗、秋田県1店舗、宮城県1店舗を退店し、2023年11月末の店舗数は383店舗(うち調剤併設型4店舗、調剤専門薬局2店舗)。
さらに、岩手県と宮城県を中心に35店舗の改装を実施し、エリアドミナントと既存店を強化している。
ドラッグストア事業売上高を部門別にみると、ヘルスは194億3300万円(0.5%増)。マスクや抗原検査キット等の新型コロナウイルス関連商品の反動減があったが、医薬品は感冒薬が伸び、衛生用品では介護用紙おむつや生理用品の販売が増加した。
ビューティーは144億4500万円(7.0%増)。化粧品はセルフ化粧品やポイントメーク、トイレタリーではヘアケアやエチケット用品が好調だった。
ホームは227億1000万円(13.3%増)。日用品は家庭紙や洗剤、衣料品では軽衣料、肌着、バラエティー部門はペット関連商品や殺虫、園芸が伸びた。
フードは500億8400万円(14.5%増)。飲料や日配品、冷凍食品、生鮮食品、ビール、チューハイなどが健闘している。
通期は、売上高1391億円(8.0%増)、営業利益54億円(15.9%増)、経常利益58億円(15.6%増)、親会社に帰属する当期利益37億円(14.2%増)を見込んでいる。
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