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ビックカメラ/9~11月、スマホや理美容家電好調で増収増益

2024年01月12日 11:40 / 決算

ビックカメラが1月12日に発表した2024年8月期第1四半期決算によると、売上高2104億9100万円(前年同期比9.5%増)、営業利益25億4600万円(69.8%増)、経常利益30億7700万円(57.6%増)、親会社に帰属する当期利益13億1200万円(103.3%増)となった。

<ビックカメラ>

家電小売業界における売上は、スマートフォンや理美容家電等が好調、デジタルカメラや調理家電等が堅調に推移し、ゲームやパソコン等が低調であったものの、総じて堅調に推移した。

こうした状況下にあって、「専門性と先進性で、より豊かな生活を提案する、進化し続けるこだわりの専門店の集合体」と定めた企業理念のもと、経営戦略として「ビックカメラらしい強い店舗を取り戻す」を掲げ、その実現に向け、「人を成長の原動力とする」を筆頭に、「強い店舗の再構築」、「収益構造の抜本的見直し」及び「中長期の成長戦略」を4大施策として取り組んだ。新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んでいた免税売上は、足元ではコロナ前の水準まで回復した。

店舗展開では、グループ会社のコジマが、2023年11月23日に「コジマ×ビックカメラ 新さっぽろデュオ店」(北海道札幌市)を開店した。法人税等合計が8億9200万円、非支配株主に帰属する四半期純利益が2億1900万円となったため、親会社株主に帰属する四半期純利益は13億1200万円(103.3%増)となった。

通期は、売上高8975億円(10.0%増)、営業利益158億円(11.1%増)、経常利益182億円(9.9%増)、親会社に帰属する当期利益75億5000万円(157.1%増)を見込んでいる。

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