コスモス薬品/6~11月、節約志向の高まりと出店攻勢で増収増益
2024年01月12日 11:40 / 決算
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コスモス薬品が1月12日に発表した2024年5月期第2四半期決算によると、売上高4764億3000万円(前年同期比17.9%増)、営業利益158億3600万円(2.9%増)、経常利益173億4600万円(2.6%増)、親会社に帰属する当期利益115億8700万円(2.6%増)となった。
世界的な情勢不安とインフレが続く中で、日本国内でもさまざまな商品やサービスの価格が上昇した。特に、家計に直結する生活必需品の価格など生活コストが上昇していることで、消費者の節約志向はより一層高まっている。
このような状況だからこそ、グループはローコストオペレーションの更なる推進によって価格競争力を高め、消費者にとって「安くて、近くて、便利なドラッグストア」となれるよう注力した。
出店戦略では、自社競合による一時的な収益性の低下もいとわず、次々と新規出店を行った。同時に、新商勢圏への店舗網拡大を図った。これにより、関東地区に24店舗、中部地区に14店舗、関西地区に6店舗、中国地区に7店舗、四国地区に3店舗、九州地区に18店舗、合計72店舗を新たに開設した。
また、スクラップ&ビルドにより4店舗を閉鎖した結果、当第2四半期連結会計期間末の店舗数は1426店舗となった。
通期は、売上高9160億円(10.7%増)、営業利益302億円(0.2%増)、経常利益332億円(0.3%増)、親会社に帰属する当期利益238億円(0.0%増)を見込んでいる。
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