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サンドラッグ/4月~12月、化粧品・風邪薬需要の回復などで増収増益

2024年02月15日 11:20 / 決算

サンドラッグが2月14日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高5659億7200万円(前年同期比8.9%増)、営業利益332億1600万円(12.6%増)、経常利益337億7700万円(12.9%増)、親会社に帰属する当期利益227億8100万円(11.9%増)となった。

2023年11月29日に競争力強化を目指し、BCPE KNIGHT HOLDINGS CAYMAN, L.P.と資本提携契約を締結。キリン堂ホールディングスを持分法適用会社化している。

第3四半期連結累計期間の出店などの状況は、59店舗を新規出店し9店舗を閉店。102店舗を改装して活性化を図った。結果、グループ全体でドラッグストア事業1053店舗(直営店810店舗、星光堂薬局77店舗、サンドラッグプラス69店舗、大屋59店舗、フランチャイズ店38店舗)、ディスカウントストア事業377店舗(ダイレックス377店舗)の合計1430店舗となる。

ドラッグストア事業の売上高は3702億7800万円(9.1%増)、営業利益は211億1500万円(13.2%増)。

インバウンド需要がコロナ禍前水準の約60%程度まで緩やかに回復していることに加え、外出機会増加などによる化粧品や風邪薬需要の回復により既存店売上高が堅調に推移した。積極的な新規出店、100%子会社化した大屋の効果などにより、売上高が前年同期を上回った。出店などの状況は、41店舗を新規出店し87店舗を改装している。

ディスカウントストア事業の売上高は2359億5500万円(8.2%増)、営業利益は121億100万円(11.7%増)。

引き続き食料品やペット用品が好調に推移したことに加え、風邪薬需要の回復などで既存店売上高が堅調に推移し、売上高が前年同期を上回っている。出店などの状況は、18店舗を新規出店し、15店舗を改装した。

通期は、売上高7470億円(8.2%増)、営業利益403億円(7.6%増)、経常利益409億円(7.3%増)、親会社に帰属する当期利益272億円(5.8%増)を見込んでいる。

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