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薬王堂HD 決算/2月期売上高10.4%増、日用品・食品が好調

2024年04月05日 16:13 / 決算

薬王堂ホールディングスが4月5日に発表した2024年2月期決算によると、売上高1422億4100万円(前年同期比10.4%増)、営業利益52億900万円(11.8%増)、経常利益56億2500万円(12.1%増)、親会社に帰属する当期利益38億2500万円(18.0%増)となった。

薬王堂

販売価格や品ぞろえの強化を図り、来店客数および買い上げ点数の増加に取り組み、増収増益を計上している。

ヘルスの売上高は258億6500万円(1.1%増)。マスクや抗原検査キットといった新型コロナウイルス関連商品の反動減があったが、医薬品は感冒薬、健康食品、衛生用品では生理用品、介護用紙おむつが伸びた。

ビューティーの売上高は192億3300万円(7.3%増)。化粧品は基礎化粧品、ポイントメーク、トイレタリーではヘアケアやオーラルケア、エチケットが好調だったという。

ホームの売上高は302億3300万円(12.7%増)。日用品は洗剤、家庭紙、衣料品では軽衣料、靴下、バラエティー部門はペット関連商品が伸長した。

フードの売上高は666億7100万円(14.4%増)。食品は冷凍食品、日配品、生鮮食品、酒類はビール類、酎ハイが好調に推移している。

店舗面では、小商圏ドミナント出店を推進。ドラッグストアを青森県4店舗、宮城県3店舗、福島県2店舗の合計9店舗を新規出店した。また、岩手県1店舗、秋田県1店舗、宮城県1店舗を退店し、2月末の店舗数は387店舗(うち調剤併設型3店舗、調剤専門薬局2店舗)となった。

岩手県と宮城県を中心に43店舗の改装を実施し、エリアドミナントと既存店を強化している。

次期は、売上高1522億円(7.0%増)、営業利益57億円(9.4%増)、経常利益60億円(6.7%増)、親会社に帰属する当期利益40億円(4.6%増)を見込んでいる。

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