PLANT 決算/10月~6月営業利益44.6%増、改装・PB開発などで粗利アップ
2024年07月25日 12:00 / 決算
PLANTが7月24日に発表した2024年9月期第3四半期決算によると、売上高732億3800万円(前年同期比2.3%増)、営業利益17億3200万円(44.6%増)、経常利益18億2900万円(31.2%増)、四半期純利益12億6300万円(0.9%減)となった。
収益力の強化を最重要課題とし、中期経営計画(2026年9月期まで)の施策に積極的に取り組んでおり、営業利益率3.00%以上の早期達成を目指している。
既存店活性化により客数・売上増を図るため、ワクワク感が感じられる売場を目指し、改装を実施。その中で、41期以降に改装を実施した店舗の改装効果を検証し、成功事例を他店舗にも展開していく。
加えて、同社にしかない価値あるPB商品を開発し、目的来店性・粗利率アップを図る。5月21日にはPB開発本部を設置。アパレルを中心に商品開発を強化する。
人口減による人手不足・労働単価上昇への対応として機械化などを推進。業務の合理化を図る。第3四半期末には全23店舗中22店舗でセルフレジ導入を完了するなど、セルフレジ利用客数の増加を図った。
精肉部門では、輸送態勢を見直し、チャンスロス・ロスの削減と店舗での作業時間の短縮を進めている。
また、6月16日をもって、店舗・設備の老朽化で「PLANT善通寺店」を閉店した。
通期は、売上高980億円(0.5%増)、営業利益20億円(27.4%増)、経常利益21億円(15.0%増)、四半期純利益15億円(718.4%増)を見込んでいる。
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