クリエイトSD 決算/6~11月増収増益、既存店売上・客数が伸長

2025年01月14日 17:19 / 決算

クリエイトSDホールディングスが1月14日に発表した2025年5月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高2248億600万円(前年同期比8.4%増)、営業利益104億6200万円(6.2%増)、経常利益108億700万円(6.0%増)、親会社に帰属する当期利益70億2200万円(2.1%増)となった。

クリエイトSDホールディングスのロゴ

「ドラッグストア事業」では、物価上昇による消費者の節約志向が強まる中、EDLP(エブリデイ・ロープライス)施策を継続。また、調剤薬局の併設や生鮮食品などの品ぞろえ強化により、小商圏での利便性と専門性の向上に注力した。

同事業の物販部門では、EDLP施策により既存店売上・客数が好調に推移。調剤部門も、近隣医療機関との連携強化や電子処方箋への対応を進め、処方箋応需枚数・単価ともに堅調。経費面では、店舗屋上への太陽光パネル設置や新物流センターの稼働など、コスト抑制と環境経営の両立を図っている。

出店状況は、ドラッグストアが23店舗の新規出店を実施。一方で契約期間満了と経営効率化により2店舗を閉鎖した。調剤薬局は、ドラッグストアへの併設型を15店舗開局している。

11月末時点の店舗数は、ドラッグストア773店舗、食品スーパー2店舗、生鮮食品専門店4店舗。調剤薬局は専門薬局37店舗とドラッグストア併設型396店舗の計433店舗となっている。

「介護事業」では、介護付有料老人ホーム2施設とリハビリ専門の半日型デイサービスセンター37施設を運営。接遇に力を入れ、利用者の満足度と稼働率の向上を目指している。

通期は、売上高4576億円(8.4%増)、営業利益220億円(8.8%増)、経常利益224億円(7.3%増)、親会社に帰属する当期利益144億円(5.2%増)を見込んでいる。

クリエイトSD 決算/6~8月売上高9.4%増、EDLP継続・生鮮食品強化

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