クリエイトSD 決算/6~8月売上高9.4%増、EDLP継続・生鮮食品強化
2024年10月07日 16:15 / 決算
クリエイトSDホールディングスが10月7日に発表した2025年5月期第1四半期決算によると、売上高1138億9800万円(前年同期比9.4%増)、営業利益52億8400万円(10.7%増)、経常利益54億7100万円(11.9%増)、親会社に帰属する当期利益34億2500万円(4.0%増)となった。
ドラッグストア事業では、継続的な物価上昇等により、消費者の節約志向および選別消費への意識が一段と高まりを見せる中、地域の顧客・患者の健康と生活を支えるライフラインとして、いつ来ても購入しやすい価格で提供するEDLP(エブリデイ・ロープライス)施策を継続してきた。
また、ワンストップ・ショートタイムショッピングの実現を目指し、調剤薬局の併設や、生鮮食品をはじめとした食品の品ぞろえ強化を推進。小商圏における利便性および専門性の向上に引き続き取り組んでいる。
EDLP施策の継続推進により、既存店売上・客数は前年同期を上回り好調。調剤部門では、診療報酬および薬価改定による影響や受診控えからの回復に一巡感が見られる一方で、調剤併設店舗数の増加や、コロナ等急性期処方の増加により、処方せん応需枚数および処方せん単価は堅調に推移した。
経費面でも、ローコストオペレーションを徹底。人件費をはじめとした経費抑制に取り組んだことで、売上・利益共に前年および計画を上回っている。
ドラッグストアの新規出店については、10店舗出店した。一方で契約期間満了により1店舗閉鎖している。調剤薬局は、ドラッグストアへの併設調剤薬局を6店舗開局した。
通期は、売上高4576億円(8.4%増)、営業利益220億円(8.8%増)、経常利益224億円(7.3%増)、親会社に帰属する当期利益144億円(5.2%増)を見込んでいる。
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