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キリン/2013年事業方針で、ワイン10%増を目標

2013年01月10日 / 経営

キリンは1月10日、「2013年 国内綜合飲料事業方針」を発表した。2013年の販売目標として、ビール類は前年比1%減を目指す。ビールを4%減、発泡酒を6%減と見込む一方、新ジャンルは6%増としている。

成長市場と見込むRTD(栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料)は11%増を目指し、ノンアルコール飲料は横ばいを見込む。ワインは10%増、清涼飲料は4%増を目指す。

事業別の取り組みとして、酒類事業では、ビール・発泡酒・新ジャンルにおいて、「一番搾り」「淡麗グリーンラベル」「のどごし<生>」を重点ブランドとする。

成長カテゴリーと位置付けるRTDでは、「氷結」を中心に資源を積極投入する。ワイン気分を手軽に味わえる商品とする「キリンワインカクテル ワインスプリッツァ」のリニューアルや新しいフレーバーの投入により、お酒の新しい飲み方や楽しみ方を提案していく。

ノンアルコール・ビールテイスト飲料では、「キリン フリー」の抜本的な味覚改善を進め、ブランド活性化を図る。

海外においては、「一番搾り」を中心にグローバルブランディングを推進し「一番搾り フローズン<生>」の本格展開を開始する。

ワインでは、旗艦ブランド「シャトー・メルシャン」の情報発信を強化する。さらに、「フランジア」「フロンテラ」「エブリィ」「おいしい酸化防止剤無添加ワイン」を重点ブランドに位置づける。

飲料事業では、「午後の紅茶」「ファイア」「生茶」「ボルヴィック」「アルカリイオンの水」を引き続き基盤ブランドとし、次期基盤ブランド候補として「メッツ コーラ」「世界のKitchenから」の育成に注力する。

特に「午後の紅茶」「ファイア」「メッツ コーラ」の3つを重点ブランドと位置づけて資源を集中投下する。

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