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ファーストリテイリング/9~5月は売上高19.1%増、営業利益4.0%増

2013年07月11日 / 決算

ファーストリテイリングが7月11日に発表した2013年8月期第3四半期決算は、売上高8858億1400万円(前年同期比19.1%増)、営業利益1240億3700万円(4.0%増)、経常利益1420億3400万円(19.6%増)、当期利益884億2100万円(21.9%増)となった。

国内ユニクロ事業の売上高は5416億円(7.6%増)、営業利益は883億円(4.7%減)と増収減益となった。

秋冬シーズンでは、ウルトラライトダウン、ヒートテック、暖パン、春夏シーズンでは、エアリズム、レギンスパンツといったコア商品のキャンペーンを実施した。第3四半期は天候に恵まれたことから客数が増加した。

売上高総利益率は1.4ポイント低下し、売上高販管費比率が0.7ポイント上昇したため減益となった。チラシ広告など販売促進活動を強化したこと、お客の価格志向の強さが続いたことから、値引き率が拡大し、売上高総利益率が低下した。期末の直営店舗数は833店(フランチャイズ店19店除く)と5店増となった。

海外ユニクロ事業の売上高は1913億円(56.1%増)、営業利益196億円(43.8%増)と、計画通り、大幅な増収増益を達成した。

特に、中国、香港、台湾、その他のアジアで大幅な増収増益となった。欧州事業の業績も計画通り推移したが、米国では、天候不順により春物商品の動きが鈍く、赤字額はほぼ前年と同水準に留まった。

中国、香港、台湾、韓国やその他のアジアで積極的な出店が進み、5月末の海外ユニクロ事業店舗数は410店で、135店増となった。6月22日にはインドネシア1号店をジャカルタに出店した。

通期は、売上高1兆1030億円、営業利益1475億円、経常利益1535億円、当期利益915億円の見通し。

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