流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ローソン/3~5月は売上高19.7%増、営業利益13.7%増

2015年07月07日 / 決算

ローソンが7月7日に発表した2016年2月期第1四半期決算は、売上高1402億1300万円(前年同期比19.7%増)、営業利益191億3300万円(13.7%増)、経常利益191億4500万円(16.0%増)、当期利益77億1800万円(15.2%減)となった。

店舗運営では、心のこもった接客、マチのニーズに合った品そろえの徹底、お店とマチをきれいにするを軸に、FC加盟店への店舗指導の強化や商品の発注方法を変更するなど、売場力の業務改革を実行した。

出店は、ROI(投資収益率)の考え方に基づいた、グループ独自の出店基準に基づき、収益性を重視した店舗開発に努めた。

一般用医薬品の取扱店舗数の拡大に努めており、その店舗数は5月末日現在で102店、うち調剤薬局併設店舗数は35店となった。地方のドラッグストアチェーンなどとの提携により、一般用医薬品や化粧品、日用品などの品そろえを加えたヘルスケア強化型店舗を継続して展開した。

4月には、ウイズネットとの業務提携契約に基づき、同社がFC加盟店オーナーとなる居宅介護支援事業所やサロンスペースなどを併設したケア(介護)拠点併設型店舗の1号店をオープンした。

事業再生計画を実行中のローソンストア100は、不採算店舗の閉店を推し進め、第1四半期連結累計期間に266店を閉店した。

「ローソン」「ナチュラルローソン」「ローソンストア100(ローソンマートを含む)」の合計で、国内の出店数は188店、閉店数は403店となり、5月末日現在の国内総店舗数は1万1557店となった。

通期は、売上高5780億円、営業利益710億円、経常利益689億円、当期利益352億円の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧