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大塚HD/14年3月期は2ケタ増収・増益、「エビリファイ」世界売上3割増

2014年05月14日 / 経営

大塚ホールディングスは5月14日、2014年3月期通期の連結決算を発表した。

売上高は1兆4527億円(前の期比19.3%増)、営業利益は1987億円(17.1%増)、経常利益は2152億円(16.7%増)、純利益は1509億円(23.3%増)だった。

収益の柱である医療関連事業の売上高は21.7%増の1兆350億円、営業利益は13.3%増の2127億円。抗精神病薬「エビリファイ」の売上が円ベースで30%以上拡大、収益をけん引した。

「ポカリスエット」や「カロリーメイト」など、健康増進を目的とした飲食料品を扱うニュートラシューティカルズ関連事業の売上高は、14.0%増の2871億円、営業利益は18.7%増の253億円。

通常の飲食料品などを扱う消費者関連事業の売上高は6.3%減の439億円。営業損益は21億円の赤字(前の期は24億円の赤字)だった。

今期から決算期を3月期から12月期に変更したため、2014年12月期は9か月の変則決算となる。今期業績については、売上高を1兆2000億円、営業利益を1900億円、経常利益を1950億円、純利益を1300億円と見込んでいる。

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