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オタク市場/2013年のアイドル分野は19.9%増の863億円

2014年12月10日 / トピックス商品

矢野経済研究所は12月9日、「オタク」市場に関する調査結果2014を発表した。

2013年度の「オタク」市場を分野別に見ると、アイドル市場は前年度比19.9%増の863億円、ボーカロイド市場は19.2%増の87億円、トイガン(エアソフトガン・モデルガン)市場は23.1%増の80億円とおよそ2割程度拡大した。

調査に関連した消費者アンケート調査によると、「自分をオタクだと思いますか、もしくは人からオタクと言われたことはありますか」という質問に対し、「オタク」を自認する、もしくは第三者から「オタク」と認知されている層は23%だった。

オタクと認識している層のなかで既婚者(過去に結婚有を含む)層は33%であったのに対し、未婚者(現在、過去の恋人の有無を問わず)層は67%だった。

アンケート調査からオタクとされる層について、19分野別に一人あたりの年間平均消費金額を算出したところ、「アイドル市場」において9万4738円と最も高い金額を示した。

アイドル市場においてはこうした一人あたりの消費金額の高さも市場拡大に貢献しているものと推察するという。

調査における「オタク」市場とは、一定数のコアユーザーを有するとみられ、「オタクの聖地」である秋葉原等で扱われることが比較的多いコンテンツや物販、サービスなどを指す。

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